本日は除去編。今晩は、天麩羅内藤です。



今回も前回同様、種別を分けていこうと思います。
確実に破壊もしくは追放するもの、コントロール奪取を『確定除去』、一時的な追放、マイナス修整、-1/-1カウンターを置くもの、バウンス、強制タップ、相手に選択肢のあるものなどは『不確定除去』とします。



【確定除去】

・必須

《審判の日/Day of Judgment(M12)》

2WW。ソーサリー。全クリーチャー破壊。
基本的全体除去。そろそろ《神の怒り/Wrath of God(10E)》は許されても良い頃だと思うんだけどなー。

《次元の浄化/Planar Cleansing(M13)》

3WWW。ソーサリー。土地以外の全パーマネント破壊。
《忘却の輪》等の一時追放除去と相性は良くないが、色々まとめて流せるのは大きい。
自分のマナファクトも流して機能不全に陥る未来も見えるけど、PWを直接破壊できるのは大きい。

《ファイレクシアの再誕/Phyrexian Rebirth(MBS)》

4WW。ソーサリー。全クリーチャー破壊。その後、破壊されたクリーチャーの数に等しいp/tを持つトークンを出す。
盤面一発逆転カード。不死相手にもブロッカーを残せる。

《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel(SOM)》

3WW。PW。初期忠誠値4。-5能力で土地とトークン以外の全パーマネントを破壊。
+2能力のライフゲイン、-2能力のトークン生成と、延命に必要な能力は一通り揃っている。

《神への捧げ物/Divine Offering(MBS)》

1W。インスタント。アーティファクト1つを破壊し、そのマナ・コスト分のライフゲイン。
一昔前はサイド候補に過ぎなかったのに、剣とか生体武器とかワケ分からんモノが隆盛しているため、メインに入れざるを得ない。

《破滅の刃/Doom Blade(M12)》

1B。インスタント。黒でないクリーチャー1体破壊。
黒の基本除去・・・だったのに・・・。黒相手には全抜き確定枠。

《殺害/Murder(M13)》

1BB。インスタント。クリーチャー1体破壊。
新しい黒の基本除去。3マナは重いか、軽いか。

《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》

1B。インスタント。アーティファクトでないクリーチャー1体破壊。
だいたい殺せる便利なカード。茶相手には全抜き確定枠。

《生命の終焉/Life’s Finale(NPH)》

4BB。ソーサリー。全クリーチャ破壊後、対戦相手のデッキから3枚までクリーチャー・カードを追放。
後続まで断ってくれる便利な除去。

《存在の破棄/Revoke Existence(SOM)》

1W。ソーサリー。エンチャントかアーティファクト1つを追放。
どのデッキにも大概どっちか入ってるので、多分腐らない。

《解放された者、カーン/Karn Liberated(NPH)》

7。PW。初期忠誠値6。-3能力でパーマネント1つ追放。
《機知》を何かしらで全て追放されようとも、ゲームのリスタートを行えば何も問題は無い。

《堕落した良心/Corrupted Conscience(MBS)》

3UU。エンチャント。クリーチャー1体のコントロールを得る、感染を与える。
感染能力で更なる除去も見込める。《精神の制御/Mind Control(M12)》と同じマナ・コストなのは何でだろう?

・デッキによる

《呪い破り/Cursebreak(AVR)》

1W。インスタント。エンチャント1つを破壊し2ライフゲイン。
サイド候補その1。エンチャントが多い相手に。

《緊急の除霊/Urgent Exorcism(ISD)》

1W。インスタント。スピリット1体かエンチャント1つを破壊。
サイド候補その2。エンチャントだけでなくスピリットが多い相手にも。

《天啓の光/Ray of Revelation(DKA)》

1W。インスタント。エンチャント1つを破壊。フラッシュバック:G。
サイド候補その3。エンチャントが凄く多い相手に。

《イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad(DKA)》

2WB。PW。初期忠誠値3。
-6能力でクリーチャーとPWを合計3つ破壊してリアニメイトする。
正直除去枠としての採用は難しい。+1能力でチャンプブロッカー量産する分には割りと仕事しそう。ライフも稼げるし。

《死の印/Deathmark(M12)》

B。ソーサリー。緑か白のクリーチャー1体破壊。
サイド候補。単体除去の弱かった昔はメイン投入してた。

《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner(SOM)》

3WU。初期忠誠値3。-8能力で「呪文プレイするとパーマネント1つ追放」の紋章を得る。
+2能力で色々使い回せはするが、除去として見るのは難しい。

《正義の執政官/Archon of Justice(M12)》

3WW。クリーチャー。4/4飛行。死んだらパーマネント1つ追放。
死なないと除去にならないが、牽制するだけでも仕事はする。

《天界の粛清/Celestial Purge(M12)》

1W。インスタント。黒か赤のパー面と1つ追放。
サイド候補。黒、赤相手へは必須。

《イシュ・サーの背骨/Spine of Ish Sah(MBS)》

7。アーティファクト。パーマネント1つ破壊。これが場から墓地に置かれたとき手札に戻す。
対象は選ばないものの、その重さがネック。アーティファクトが多いデッキだと使えるか。

《決断の手綱/Volition Reins(SOM)》

3UUU。エンチャント。クリーチャー1体のコントロールを得てアンタップ。
すぐにブロッカーとして使える、割と便利な奪取呪文。

【不確定除去】

・必須

《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(M12)》

3WW。PW。初期忠誠値6。-2能力でタップ状態のクリーチャー1体を破壊。
除去能力はそこそことして、それよりも+2能力でできる延命措置のほうが強い。

《忘却の輪/Oblivion Ring(M13)》

2W。エンチャント。場に出たときにパーマネント1つ追放。場を離れたら戻す。
種別を選ばない万能除去。が、他の除去(主に全体)で流してしまう恐れあり。

《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》

2。アーティファクト。Tで蓄積カウンターを1個置き、Tサクリでその分のマナ・コストの土地で無い全パーマネントを破壊。
対トークン用と言っても過言ではない置物。能力は確定除去なものの、範囲が限定的かつ時間がかかる為、不確定枠で。

《終末/Terminus(AVR)》

4WW。ソーサリー。全クリーチャーをライブラリーの下へ。奇跡:W。
ライブラリーの下はある意味追放領域よりも遠くにあるが、不確定枠で。
奇跡しなくても十分に仕事するカードは採用に値する。

《壊滅的大潮/Devastation Tide(AVR)》

3UU。ソーサリー。土地でない全パーマネントバウンス。奇跡1U。
戻しすぎだけど、除去はいくつあっても困らない。

《蒸気の絡みつき/Vapor Snag(NPH)》

U。インスタント。クリーチャー1体バウンス。そのコントローラーは1ライフルーズ。
今最も使われている除去。

《四肢切断/Dismember(NPH)》

1B(φ)B(φ)。インスタント。クリーチャー1体に-5/-5修整。
色事故起こしてても打てる便利な除去。

《血のやりとり/Barter in Blood(AVR)》

2BB。ソーサリー。各プレイヤーはクリーチャー2体生け贄。
自分のクリーチャーの数が1体/いないときに打つと爆アド。

《飢えへの貢ぎ物/Tribute to Hunger(ISD)》

2B。インスタント。対戦相手はクリーチャー1体生け贄。そのクリーチャーのタフネス分のライフゲイン。
ライフ回復も兼ねた除去。マナクリが死んで1ライフもらえる未来しか見えない。

《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil(ISD)》

1BB。PW。初期忠誠値3。-2能力でプレイヤー1人はクリーチャー1体生け贄。
使いまわしも可能な生物除去装置。-6能力も除去だけど、使えるまで待てるとは思えない。

《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite(NPH)》

5WW。クリーチャー。5/7警戒伝説。自クリーチャー+2/+2、相手クリーチャー-2/-2修整。
彼我戦力差4/4相当と、殴ってよし、守ってよしな1枚。
ネックなのはそのマナ・コスト。出る頃には死んでそう。

《睡眠/Sleep(M13)》

2UU。ソーサリー。プレイヤー1人のクリーチャー全タップ。次のターンにアンタップしない。
1ターン時間が稼げる。ある意味《Time Walk(LEB)》。

《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith(MBS)》

XBB。ソーサリー。全クリーチャーに-1/-1カウンターをX個置く。その後ライブラリーへ。
現環境では、対象を取らず、再生を許さない数少ない除去。殺せる範囲は限定的ながら、殺しきれなくても永続でのサイズ縮小効果も見込めて採用すべき。

《皮裂き/Skinrender(SOM)》

2BB。クリーチャー。3/3。場に出たとき対象のクリーチャーに-1/-1カウンターを3個置く。
除去兼ブロッカー。相手にクリーチャーがいないときは役立たず。

・デッキによる

《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder(MBS)》

WW。クリーチャー。2/2。場に出たときアーティファクト1つ追放。場を(ry
アーティファクトが多い相手に。

《悪鬼の狩人/Fiend Hunter(ISD)》

1WW。クリーチャー。1/3。場に出たときクリーチャー1体を追(ry
クリーチャーが多い相手に。

《急送/Dispatch(NPH)》

W。インスタント。クリーチャー1体タップ。金属術:代わりに追放。
アーティファクトが多ければ採用すべき。素がアレなので不確定枠。

《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(SOM)》

6。アーティファクト・クリーチャー。5/5飛行。X:これに戦闘ダメージを与えられたプレイヤーがコントロールするマナ・コストがXの全パーマネントを破壊。使用制限:1ターンに1回。
除去兼フィニッシャー。即仕事しないし、かなり使用制限があるので不確定枠。

《払拭の一撃/Banishing Stroke(AVR)》

5W。インスタント。アーティファクトかエンチャントかクリーチャー1つをライブラリーの下へ。奇跡:W。
奇跡しないと重すぎワロタ。

《死の支配の呪い/Curse of Death’s Hold(ISD)》

3BB。エンチャント。エンチャントされているプレイヤーのコントロールするクリーチャーは-1/-1修整。
強化手段が多すぎるので、トークンすらタフネスが2以上になることが多い。強化に比べ、弱体化にマナがかかりすぎる為、役に立つかは不明。

《虐殺のワーム/Massacre Wurm(MBS)》

3BBB。クリーチャー。6/5。場に出たとき対戦相手のクリーチャーに-2/-2修整。
コイツがいる状態で除去すると、楽しいライフルーズ祭りが発生。

《もぎとり/Mutilate(M13)》

2BB。ソーサリー。自分コントロールする沼の数だけ-X/-X修整。
黒が濃くて沼がいっぱい入っていれば採用の余地アリ。

《殺戮の波/Killing Wave(AVR)》

XB。ソーサリー。各クリーチャーに付き、そのコントローラーはX点のライフを支払わない限り生け贄。
除去と言うか火力。ある程度のXをつぎ込めば戦線を崩壊させることは可能。最も殺したいのが死なないのは言うまでも無い。

《ゲスの評決/Geth’s Verdict(NPH)》

BB。インスタント。プレイヤー1人はクリーチャー1体サクって1ライフルーズ。
《飢えへの貢ぎ物》と違い、ダブルシンボルなのでこちらに。
黒が濃ければ採用しても良いかも。

《囁く者、シェオルドレッド/Sheoldred, Whispering One(NPH)》

5BB。クリーチャー。6/6沼渡り伝説。対戦相手のアップキープにそのプレイヤーはクリーチャー1体生け贄。
リアニ手段も兼ね備えた除去。除去としては仕事が細いか。



正直カードが多すぎた。もう少し細かく分ければよかった・・・。
何度修整したかわからん。使える除去に見落としがあるかもしれない。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索